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東洋医学では、人の体にはたくさんの目に見えないエネルギーの通路があり、そのエネルギーの通路が滞りなく順調に流れていく事で体全体のバランスが保たれていると考えられています。この通路の事を「経絡」といい、つぼはこの経絡上にあり、「経穴」(けいけつ)といいます。
つぼは全身に365個あると言われており、経絡上でエネルギーの滞りやすい場所にあります。
精神的、肉体的ストレスなどにより、いろいろな反応が現れやすく、東洋医学ではそれを利用して治療します。
反応の現れたつぼにハリや灸、指圧などをする事により、滞ったエネルギーの流れを元に戻し、全身のバランスを保つようにする事で治癒へと導くのです。
人それぞれ体格が違うように、つぼの位置には個人差があります。
人体図などで示してあるつぼの位置はあくまでも目安であり、おおよその場所を示したものと考えて下さい。実際臨床の現場ではこの基本になる場所の近くにある「生きたつぼ」を探して治療します。
生きたつぼには以下のような特徴があります。
1.周りの皮膚に比べて、カサついたり、ザラついたりして滑らかさがない。
2.皮膚の色がそこだけ白っぽかったり、赤かったり、または逆に黒っぽかったりしています。
3.他の場所に比べて、そこだけ冷えていたり、ほてっていたりする。
4.押してみると痛かったり、小さな硬いしこりがあったり、逆にそこだけ凹んでいたりする。
これらは生きたつぼの反応の一部です。鍼灸の臨床家はこのようにして生きたつぼを探して治療に使っているのです。次に具体的につぼを使った症状別の治療法をご紹介致します。
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